今回はロレックスの新作についてです
今年も4/25~5/2までの8日間、時計業界最大の見本市であるバーゼルワールド2013がスイス・バーゼルで行われました。今年も1460ものブランドが集結し、大いに盛り上がりを見せたようです。
ロレックスの新作についても発表されたようですので、今回はその辺を見てみましょう。
スポーツ系ロレックスの中でも最近人気の高いGMTマスターⅡ。これまで長い歴史の中でベゼルの色が、赤×青、黒×黒、赤×黒などのモデルが発売されてきましたが、最新の型になってからは、黒×黒のみのラインナップでした。今度の新作では、待望の色つきベゼル、しかも新色の青×黒が登場しました。GMT針の色もベゼルに合わせてブルーとなっており、スポーティかつおしゃれな感じです。今回は昼間が「青」になっているのもいいですね。
ちなみに税別定価で80万円ほどになるそうです(現行、黒×黒タイプは68万円)。発売後、しばらくは定価以上の値段で売られることになりそうですね。
116710BLNR
2007年に鳴り物入りで登場したヨットマスターⅡ。ヨットレース向けのカウントダウン機能がついたちょっと特殊な時計ということもあって、あまり一般に見かける時計ではありません。いわゆる金無垢のモデルしかなく、価格が非常に高いということもその理由の1つです(税別定価YGで370万、WGで410万円)。
SSモデルが登場すれば、大幅に安い定価での発売となりますから、少しずつ普及してくる可能性がありますね! (といっても170万くらいの定価にはなるようです(^^;))
116680
腕時計に使われる素材の中で最高級の素材であるプラチナ。スポーツ系ロレックスの最高峰であるデイトナの誕生50周年記念モデルとして、ついにプラチナ製のデイトナが発売されることになりました。文字盤の色は、プラチナケースのモデルと相性がいいアイスブルー。ベゼルには、これまでロレックスにはあまり用いられていないダークブラウン系の配色。かなり、シックで高級感が漂うモデルです。価格は未定ですが、さて一体いくらになるのでしょうか(^^;)
116506
以上、ほんの少しですが、今年のバーゼルで発表されたロレックスの注目モデルについて紹介させていただきました。これらのモデルは秋頃から出荷されると思います。
例年そうですが、ロレックスの時計は、基本的に、外観的にも機械的にもベースがしっかりしているので、あまり大きな変化はありません。パーツの作りをさらに良くしたりとか、既存のファンを満足させるようなマイナー・チェンジ的なモデルを発表することが多いように思います。だからこそロレックスの時計は、時代に流されず、常に人気の頂点にいるのだと感じます。