ダミエの新シリーズ「ダミエ・コバルト」

熊谷質店

ダミエシリーズに待望の新作が登場しました

新作「ダミエ・コバルト」 (2014/2/13)

ヴィトンのメンズラインといえば、今の定番はダミエまたはダミエ・グラフィットなのかなと思います。そのダミエラインに新たに「ダミエ・コバルト」が登場しました!

深海をイメージさせる深いブルーの色調は、グラフィットとはまた微妙に違う味わいがあります。今回は定番の財布ポルトフォイユ・ブラザで両者の違いを比較してみます。

ポルトフォイユ・ブラザは縦型の主に男性用の長財布ですが、カード用ポケットがたくさんあるのが特徴で、ジッピーほどではありませんが、当店でも取り扱うことが多い財布です。外観は下のような感じです。

コバルトグラフィット
ポルトフォイユ・ブラザ
(左)ダミエ・コバルト (右)ダミエ・グラフィット

写真を並べてみて分かったのですが、色の違いがかえって分かりづらいかもしれませんね。ほとんど同じに見えてしまいます(^^;)。実際、コバルト・ブルーといってもそれほど大きな色の違いではないのです。ヴィトン・ブティックで現物を手に取って比べた方がよいかもしれません。ちなみに中の生地はこんな感じです。

コバルト

グラフィット
ポルトフォイユ・ブラザ
(上)ダミエ・コバルト (下)ダミエ・グラフィット

中の生地にははっきりとした違いが見られます。一般的なヴィトンの財布では、従来クロス・グレイン・レザー(細かく型押しされた硬めの牛革)が採用されていた内側の生地ですが、コバルトでは新たにカウハイド・レザー(型押しされていない柔らかめの皮)を採用しています。高級感がアップするとともに、黒の色が引き締まりメンズっぽさがさらに増しているような感じがします。ただし傷には注意が必要ですね。

定価はそれぞれ、コバルトが¥67,200、グラフィットが¥63,000となっております(2014年2月13日時点)。内側の素材が違う分、コバルトの方が多少高くなっているようです。

ダミエ系のメンズラインでは2011年の新作でダミエ・アンフィニという素材のものがありますが、こちらは表面もすべて皮(トリヨン・レザー)でできており、その上にダミエ模様がエンボス加工されているこりようですから、定価がとても高く設定されております(上の財布だと¥87,150)。ダミエ・アンフィニが登場した時と比べれば、今回は割と手が出しやすい新作なのかもしれません。

ダミエ・コバルトのシリーズは、財布や小物だけでなくバッグも発売されています。ただし、バッグについては、いまのところ旅行系やビジネス系の大きめのバッグしか発売されていないようです。カジュアルに使いこなせるバッグ類もそろってくると、新たなメンズラインの定番になってくるかもしれませんね。

※ルイ・ヴィトンが円安の影響で、2月26日より定価を平均7%ほど値上げするようです。お求めになられる予定の方は、早めにご購入された方がよいかもしれません。