2017年・今年の金相場は・・・(気ままにブログ)

熊谷質店

今年の金相場をどう推移していくのでしょうか。

2017年-今年の金相場は? (2017/1/9)

2017年、スタートしました!今年もどうぞよろしくお願いいたします!

というわけで、早速ですが、毎年恒例となっております「今年の金相場」。性懲りもなく今年もやりたいと思います(^^;;)

まず、昨年の値動きを振り返ると、米国の金利引き上げが行われた一昨年の12月の相場を引きずって、1月は厳しいスタートであったと思います。一年間、じっと我慢の相場が続くのかと思いきや、早くも1月下旬から流れが変わり始め、金は3月には昨年の最高値をつけました。これもひとえに、アメリカが予定されていた金利引き上げをなかなか実現できなかったことによります。金利が引き上げられれば、投資資金はそちらの方に集中し、資金の逃避先となっていた金は売られることになります。そのため金相場が下落するのですが、結局12月になるまで金利の引き上げは行われなかったため、金は年間を通してなかなか安定した相場であったと思います。

プラチナはというと、こちらは逆に乱高下していた印象があります。春から5月頃にかけて上昇していった相場が、6月にはイギリスのEU離脱問題で急降下し、その後7月、8月にかけては今度は一気に急反発し年初来最高値を付けました。その後は再び下落しはじめ、10月には年初の安値水準にまで逆戻りし、年末には円安を受けて去年の平均的な値段水準にまでは戻りました。昨今の世界経済の不安定さがそのまま相場に反映している感じで、なかなか金相場との値段差が埋まらない状態です。プラチナが高かった時代がすでに過去のものになりつつありますね。

さて、2017年の相場は一体どうなるのでしょうか。今年はいつにもまして読みにくいですよね(^^;)。なんといっても間もなく正式に就任するトランプ次期大統領の政策が気になります。おそらく、トランプ政権のもと、アメリカでは、国内の景気を良くするための政策がこれまで以上に打ち出されてくるでしょう。そして、アメリカの経済指標が少しずつ上向きになってくれば、昨年とは違って着実に金利の引き上げが行われていくことでしょう。金利の引き上げが行われれば、金価格は下落するのが必定。そう考えると、金は下落するように思いますが、一方でトランプさんの対外向けの政策はかなり過激なものが多いので、世界中にこれまでとは違った新たな火種が起きてきそうな感じもします。よく有事の金といわれますが、そういう意味での金の価値というのはむしろ上がるかもしれません。トランプ氏の大統領選以降、ドル高が進んでいる一方で、ドル建て金相場の下落には歯止めがかかっていることを見ても、有事の金の需要が高まっているのではないかと思います。

結論をいうと、今年一年は、この両者のバランスが取れた形で進んでいき、国内の金相場は現在の高値水準を維持していくのではないかなと思います。しかし、トランプさんが大統領になったことで、世界情勢が大きく変化していく年になりそうなので、その動向次第ですよね。プラチナに関しては、原油相場も持ち直していますし、世界的に株価が順調に推移していけば、乱高下はあるにしても今よりは平均して上がってくるのではないかと思います。ただ、金相場を上回るような水準には当面戻らないだろうと思います。ただし、こちらも世界の情勢次第ですよね。正直、予想をはるかに上回るような大きな値動きが起こってもおかしくないような気もします。今年は試行錯誤を繰り返すような一年になりそうです(^^;;)

相場の鍵を握るトランプ次期大統領
相場の鍵を握るトランプ次期大統領